コラム

遺品整理の費用相場は?業者の選び方を紹介

遺品整理は大半の人が慣れていないもの。業者に遺品整理を依頼しようとする場合、費用や義務内容について不安を感じるかたも多いのではないでしょうか。今回は、業者への依頼を検討しているかたに向けた遺品整理の料金相場と、業者の選び方を紹介します。業者の遺品整理の料金はどのように決まるのか、優良な業者の判断ポイントなどについて解説していますのでぜひ参考にしてください。

 

遺品整理サービスとは

遺品整理サービスは代行業者による、単純な不用品回収とは異なり遺品整理に加えて、さまざまなサービスが含まれています。

遺品処分

遺品整理の中でも、最も時間と手間を要するのは遺品処分作業。遺品整理の業者は遺品の中から不用となった品物を整理整頓した後、搬出、処分までを行います。処分後の簡単な後片付けや、床の清掃まで行っている業者も多くあります。

リサイクル品の買取り・回収(総合型業者のみ)

総合型の遺品整理の業者では、リサイクルできる家具家電、貴金属や骨とう品などの買取りも行っています。遺品整理で出てきた遺品の買取り額を依頼費用から差し引いてもらえるのが一般的です。SDGsの現代、遺品整理業者の中には、リサイクル事業やリユース事業を通して真剣に向き合っている業者
もいます。実際、自分が不要になったものでも、求めている人がいることも多く存在します。ただ捨てるという選択だけでなく、持続可能な社会の実現を目指すお手伝いが一人でもできるかもしれません。豊かな自然とより良い環境を次へ残しましょう。

ハウスクリーニング込みのサービス(総合型業者のみ)

総合型の業者には、遺品整理後の本格的なハウスクリーニングを行っている業者もあります。掃除をする時間などを短縮し、業者に一任してなるべく早く遺品整理を終わらせたい人などにおすすめのサービスです。しかし、不用品のみを回収している業者には通常、依頼できません。清掃までを希望する場合には、委任しようとしている事業者に事前に確認していただきます。

遺品整理の料金相場

遺品整理を業者に依頼した場合の料金相場を一覧にしました。ただしこれはあくまで目安であり、部屋の状態や遺品の量によって料金は異なります。遺品整理の業者に事前に見積もり取るなどして、予算の余裕をみておくことをおすすめします。

■遺品整理:1K、1DK、1LDKの場合の料金相場

■遺品整理:2DK、2LDKの場合の料金相場

■遺品整理:3DK、3LDK、4LDKの場合の料金相場

遺品整理の料金・相場はどのように決まっている?

遺品整理を業者に任せた場合の料金相場は、どのように決められているのでしょうか?金額な金額を提示する信頼できる業者を選択できるように、また金額を想定し、イメージしておくためにも知識として覚えておくと良いでしょう。

部屋の大きさ

遺品整理業者においては、部屋の広さよりも「1R」「2LDK」などの間取りを重視して、お申し込みの料金を提示する業者が一般的です。

不用品の量

トラックの重量に応じて料金を表示する業者も多く、遺品整理で処分する荷物の量も料金を決める条件の事項。そのため、部屋に物を呼び出していた場合、間取りに頼らず思わぬ高額な出費になることも予想されます。

不用品の種類

大型の電化製品などのリサイクル品は、リサイクル料金が発生するため、遺品整理業者の費用が高くなります。しかし、業者に買い取ってもらえる場合は逆に費用が割安になることも。家電やパソコンなどが多い場合には、事前業者に御見積書をもらっておくと安心です。

建物・周辺状況

建物や周辺の状況次第で料金が割増になることもあります。例、エレベーターがない建物やマンションの高層階など、搬出が困難な場合。また路地裏の狭い道路など、自宅の前に業者のトラックが横付けできない場合も遺品整理の料金が上がる可能性があります。さらに遺品整理の業者のオプションサービスを利用するかどうかによっても、料金が異なります。

 

遺品整理におけるオプション料金の相場

業者によっては多種多様なオプションサービスを提供している遺品整理業者もあります。ハウスクリーニングやリフォームなど、業者へ依頼する際の料金相場は以下の通りです。
●「特殊清掃」と呼ばれる消臭・消毒サービス
約30~60立方メートル(室内長さ×室内の幅×室内の高さ)で、1万円程度から。
●クロス張り替えリフォーム
1通あたり1,250円前から。
●畳の交換
6畳で7万5,000円程度から
クリーニングやリフォームの料金は、施工する箇所の範囲や住宅の条件によって大きく異なるもの。上記の金額は、あくまでも参考程度のため、まずは業者に見積もり依頼を推奨します。

遺品の供養サービスの料金相場

遺品整理では、ゴミとして処分すべき忍びない遺品が出てくることもあります。その時に知っておきたいのが「遺品の供養サービス」です。遺品の供養サービスとは、神社やお寺で遺品を燃やしてもらうサービスのこと。量や物品の種類によっては3,000円~30,000円と、幅があります。目安としては、みかんの箱の大きさ程度で6,000円前後が相場のようです。さらに、燃やした後にお焚き上げや供養をしてもらう場合は別途5,000円~30,000円程度かかるようです。こちらもあくまで参考ですので、業者に依頼する前には必ず神社や業者などに確認をしましょう。

遺品整理業者の選び方

遺品整理を自分や家族だけでおこなう手間と労力を考えると、只今遺品整理の業者に依頼したいと思ったかたも多くいらっしゃいます。遺品整理の業者の選び方に失敗すると、高額な追加請求や、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性も捨てきれません。遺品整理の業者選びで注目すべきポイントなど、安心して任せられる業者の選び方をご案内します。

資格を持っていること

遺品整理を業務としておこなう場合、「遺品整理士」という資格が存在します。遺品整理士の資格は「一般社団法人遺品整理士認定協会」が与えられているもの。基本的な物品の整理知識を身につけているだけではなく、遺族の気持ちに寄り添ってくれます。大変な時期だからこそ、故人を偲ぶ気持ちに寄り添ってくれるのは心強いですよね。「遺品整理士」は、養成講座で専門知識を習得した後に、認定試験に合格した人だけが与えられる資格です。実際に現場で、頼りになる存在になってくれるでしょう。専門家として適切な判断をしながらも、身内を失ったばかりの遺族に対しての心遣いも続いているので、まず大前提で守りたいポイントです。

返事が早い

高齢者施設などに入っていた場合は、そちらから一週間以内に退去をしなければならないため、遺品整理に期限があります。そのため、急な連絡が必要になることもあるかもしれません。今夜や休日でも担当者と連絡がとれたり、会社の都合よりも遺族第一で対応してくれる業者を選ぶため、返信やアップロード、対応が遅い場合は、その業者に頼むのは遠慮した方が良いです。

丁寧な対応

電話でもメールでも、対応に少しでも違和感を感じる業者は、選ぶべきではありません。遺品整理業者には、こころくばりも必要不可欠。特に老人ホームなどの施設からの引き取りをする場合は、他の同居人への配慮をしながら、リポジトリで確実な作業をしてもらう必要性があります。また、清掃の残りなどが発覚した場合、後に大きな問題になってしまう可能性があることも。特殊清掃に伴う作業は、特に注意が必要です。細部に至るまで搬送に気を配る業者でないと、安心できません。場合によっては金額よりも対応や人間性で選ぶべき。自分や周囲へのこころくばりに不安を感じるような、雑な対応をする者は回避しよう。

現地を見て見積もりを出してくれる

業者を選ぶ際は、必ず現地を見た見積もり見積もりを出してくれる業者に依頼しましょう。部屋の大きさに対する物品の量、回収するのに費用のかかる不用品などは、素人には主観でしか伝えられません。部屋の状態や場所によっても料金は大きく変わりますし、遺品整理に必要な道具の詳細もわかりません。電話やメールだけでの見積もりは無理に近いと断言してもいいでしょう。相互間の認識の矛盾を防ぐためにも、必ず現地を下見した推理見積もりを出してくれる業者にお任せするのが得策です。

料金料金であること

間取りのタイプごとの全国の遺品整理料金をご紹介します。

あくまでも目安での一覧ですが表、業者に遺品整理の見積もりを出してもらった際に、支払いも金額が相場と相異なるような場合には必ず、料金明細をお問い合わせください。場合は希望していないオプションが付属されている可能性がありますが、安すぎても、かえって業務内容に不安が残ります。実際の遺品整理が開始し、現場であれこれと追加されても、お断りしにくくなります。希望する必要な作業かどうか、取捨選択して身内と会議を開くなどしてよく相談して確認しましょう。

遺品整理のオプション料金相場

では、遺品整理を業者に依頼した場合のハウスクリーニングやリフォーム、遺品の供養サービスなど、追加費用が必要になりますが、提供されているサービスの料金相場をこちらで紹介します。

ハウスクリーニング・リフォーム

業者による頑固な汚れやこもった臭いのある部屋を掃除するサービス「ハウスクリーニング」専門的な機器や薬剤を使用して専門の業者が作業します。
このようなサービスは「特殊清掃」と呼ばれています。特殊作業には、消臭・消毒サービスも含まれていることが常です。相場は「30~60立法メートル(室内長×室内幅×室内高)」で、10,000円程度からが相場のようです。すぐに除去できない固着した汚れが多い場合は、「リフォーム」も検討しましょう。リフォーム料金の目安は
●クロスの張り替え
一般的な6~10畳以内の部屋の場合、4~8万円程度。クロスの張り替えは施工業者によっても費用感が変わるため、必ず業者へ見積もりを取りましょう。
●畳の交換
6畳で7万5,000円程度。
畳表だけを張り替える「表替え」と、畳床を同時に交換する「新畳」でも金額は変わります。また、壁紙や畳は業者やグレードによっても相場が異なります。ハイグレードな種類を選択すると、やや割高になる可能性も。業者へ依頼するだけでなく、DIYの選択肢も検討しつつ、完了までの期日や予算と相談するのが明けです。

遺品の供養サービスの料金相場

故人が愛用していたものや写真などをそのまま捨てるのはもの悲しい気分になりますよね。そんな時は「遺品の供養サービス」がおすすめです。近所のお寺や神社でも承っている場所は多いと思うので、検索してみてはいかがでしょうか。遺品を燃やしてもらうサービスです。相場は、小さめの箱で5,000円程度から。焼却後に供養までしてもらうには15,000円程度、別途料金がかかります。なお、遺品整理の業者に供養サービスのみを依頼した場合は、別途で出張費用がかかる業者もありますのでご注意ください。今回は、「遺品整理の費用相場」「業者の選び方」をご紹介しました。

参考:廃棄物業界のWeb制作,コンサルティング|環境デジタルソリューション

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