不用品を処分しようとなると多額の費用がかかってしまうので、不用品の処分費用を安く済ませるためには工夫が必要です。「費用をなるべく安くしたい」「あまり手間のかからない形で処分したい」と思っている人も多いでしょう。この記事では、1円でも安く不用品回収する方法から優良な業者を見分けるためのポイントなどを紹介します。ぜひ、今から不用品の処分を検討している人は参考にしてください。
目次
1円でも安く不用品回収を済ます方法
少しでも不用品回収の費用を安くするためには、作業の全てを業者任せにしないように自分でできる部分は自分で行うなどの工夫が大事です。ここからは、不用品回収を少しでも安く済ませるための7つのコツを紹介します。
①自分で分別できそうな不用品は分別しておくことで安く済ます
不用品回収の費用を安くするためは日頃からしている燃えるゴミ、燃えないゴミ、カンやペットボトルなどの分別などは自分でしておきましょう。少しでも不用品の分別をしておくことで作業時間が減り、人件費の削減ができるので料金が安くなります。不用品を地域ごとに指定されたゴミ袋に分別しておき、中身を確認できるようにしておくと良いですね。ゴミ屋敷の場合は自分だけでの分別が困難なので、費用が安くなるために時間を割くのではなく、思い切ってプロに不用品の仕分けや処分を任せましょう。身体的、精神的なストレスを抱えないよう、無理をしすぎない程度で行うことが重要です。
②複数の業者の見積もりを比較して安く済むところを選ぶ
不用品回収の費用を安くするためは1件だけに絞らず複数の業者から見積もりを取ることで、安さを比較できます。大体の料金だけでなく、サービス内容なども比較できるので一番安く希望に合うところに依頼しましょう。見積書を出してもらう時は、不用品の正確な大きさや重量などを伝えなければ適正な金額を算出できないので、きちんと調べておくようにしてください。見積もりを提出してもらった金額を基準にしてしまうと、後々「もっとこうしていれば費用が安くなったかもしれない」と後悔してしまうかもしれません。また、不用品回収は実際に実物を確認しなければ料金を決定できないので、業者によっては見積もりよりも高額の請求をされるケースもあります。見積もりは費用の目安だと思い、費用は当日不用品を処分してもらう時に変動するものと認識しておいた方が良いでしょう。
③買い取りの依頼をし安く済ます
不用品回収の費用を安くするための方法としては、買取業者へ依頼した場合、不用品の回収だけでなく買取してもらった分のお金が返ってくるので費用を安くできます。不用品を自分で運ぶことが一般的ですが、最近では自宅まで買い取りに来てくれるサービスもあるので、買取業者のサイトを確認してみるといいでしょう。また、買い取りサービスもしている不用品収業者もあるので、少しでも安くならないかインターネットでどこが一番安く、希望に合ったサービスなのかを調査すると良いですね。
④不用品回収業者へ直接依頼することで安く済ます
不用品回収の費用を安くするためには、不用品回収業者に直接依頼することで仲介料を取られずに済むため料金が安くなることも。例えば、引っ越しの時に不用品回収も同時に依頼してしまうと、引っ越し業者から追加でマージンを請求されることになるでしょう。引っ越しの際に不用品を処分したい時は、引っ越し業者を通さず不用品回収業者に直接依頼できると料金を安く済ませることが可能になります。多数の会社が直接相談を積極的に行っているので依頼したいところを見つけ次第すぐに連絡してみると良いですね。不用品買い取り業者の中には、「不用品回収を無料で行っています」と放送しながらトラックで回るところもありますが、無料という言葉に騙されて頼んでしまうと後で追加料金を請求されたり、罰金を払わざるを得ない状況になってしまったりと大変な目に遭う場合もあります。少しでも安く済むように、正規のところに依頼しましょう。
⑤値下げの交渉をして安く済ます
不用品回収の費用を少しでも安く抑えるために、他の業者の見積もりを提示しながら料金の値下げを交渉する方法もあります。料金設定は会社ごとに違ってくるため、全く同じ作業であっても料金が全く異なることが発生しています。予約の早割や量の多さによる値引きなどを付加できるところもやオプションを選択できることもあるようです。依頼内容によっては料金が数万円安くなるケースもあるので、一度少しでも安くならないか交渉してみると良いでしょう。さらに、他社も検討していることを伝えてみると費用を少し安くしてもらえる可能性もあるので、見積もりを出してもらう際は、他の業者と迷っていることを強調しておくと良いですね。また、不用品の回収を安く済ませるために、「お得なプラン」がないか確認も大切です。トラック積み放題や、遺品回収などの特殊な作業の場合は、衣料品回収専用のプランがある会社も。目的に合ったプランがあればしっかり活用し、できるだけ安く済ませましょう。
⑥事前にリサイクルショップで売却して安く済ます
不用品回収の費用を少しでも安く抑えるために、自分で発送できそうな小物類やアクセサリーなどは事前に売却しておくことで、費用を格段に安くできます。価値のあるものや流行に乗っているものは高値で売却できる場合があるので、リサイクルショップに持ち込んだりオークションサイトに出品することで安く済ませられます。高く売却できるために必要なことは、不用品を綺麗な状態にしておくことや付属品、取扱説明書をまとめて出すことが列挙されます。手間がかかるからと言って事前に売却をしていなかったせいで、予想を超える請求額になってしまう可能性もあるので、無理のない程度で事前に売却しておくことも費用を安く済ませるための策です。家電製品やタンスなど移動が難しい不用品であっても自宅まで引き取りにきてくれるサービスを展開しているサイトも増えているので、インターネットでどこに安く依頼できるか調べておくとこをオススメします。
⑦シーズン中を避けることで安く済ます
「絶対に今すぐ不用品を処分しなければいけない」というわけではないのなら、時期を調整すると料金が安くなる可能性が高まります。一般的に入学や入社などのシーズンは引越しが頻繁に行われるため、不用品回収は繁忙期になります。シーズン中に依頼してしまうと閑散期に比べて予約が取りづらく、業者の人員不足で人件費も上がってしまうため、倍近い料金がかかってしまうでしょう。閑散期(5月~2月)と繁忙期(3、4月)では閑散期のほうが料金が安くなります。それでも繁忙期に依頼をしたい時は、なるべく早めに予約をしておく方が安くできます。また、土日祝よりも平日のほうが引越し料金は安くなりやすいです。「休日しか空いている時間がない」という人以外は、平日を選択するのが不用品を安く処分できるのでおすすめです。予約が取れ次第、その日から逆算して不用品を買い取りしてもらう作業や回収してもらう家具の移動などを済ませておきましょう。不用品回収の費用を安く済ませること考えると依頼する時期を早めに決めておき、計画的に行動できると良いですね。
不用品回収の一般的な料金
不用品回収は依頼するところによって料金が異なります。自治体であるとテーブルで1000円程度なので安く感じますが、引っ越し業者の場合はテーブルや机ひとつの場合で 3,500円~4,500円程度まで料金が上がります。ここで「安く済ませたいから自治体にお願いしよう」と思ってしまいがちですが、自治体は決まった種類のものしか回収できず、さらに回収までに時間がかかってしまいます。不用品が少なく自治体の指定している品目に該当したものであれば、料金は安く済みますが、量が多い家庭が自治体に依頼してしまうと、予約した回収日まで不用品を置いておかなければならず、いつまで経っても片付かない恐れもあります。そうならないためにも、その日のうちにまとめて持って行ってもらえる会社を選んだ方が得策かもしれませんね。まずは、どこに依頼する方が効率良く、一番安く済ませるのかを調べてみると良いでしょう。
不用品回収業者への依頼料の内訳
費用を安く済ませたいとはいっても、そもそも不用品回収業者への料金はどのような仕組みになっているのでしょうか?料金の内訳を知ることで費用を安く抑えることができます。ここからは、依頼した場合の料金の内訳について詳細をみていきます。
料金内訳その1【処分費】
依頼していた分の不用品が回収された後、廃棄処分されるものがあった場合は処分費がかかります。不用品の中でも家庭ゴミなどの一般廃物と事業で製品や食品を作る段階で出る産業廃棄物には、処理方法や処理をする時に必須の許可がそれぞれ違うのに伴い処分費も大きく変わってきます。一般廃棄物であれば10kgで約300円と少し安く済みますが、産業廃棄物であると10kgで約500円になります。このように、不用品の量や種類によって費用が安く済む場合とそうでない場合があることを覚えておきましょう。
料金内訳その2【人件費】
依頼主の代わりに業者が不用品の分別や移動を行うので、その分人件費がかかります。人件費は時間により異なり、相場としては1時間あたり3,000円程度で、重量のある不用品を扱うとなると1時間の相場は5,000円程度になります。不用品回収を少しでも安く済ませるには、まず作業にかかる時間の短縮を意識しておくことがポイントになるでしょう。そのためにも自分でできる範囲で不用品を分別しておくことや、大型の不用品は下の階や出入口の近くに移動しておくなどの工夫をしてみると費用が安く済みます。不用品回収を少しでも安く済ませるにはこのような事前の準備も必須です。
料金内訳その1【車両費】
不用品が回収された後、トラックでの運搬が必要となるので車両費がかかります。不用品の量によりますが、軽トラックでの運搬であれば3,000円~4,000円程度が相場となります。もし量が多かったり重量があったりした場合は、2トントラックの手配が必要なので8,000円程度が相場となります。重量のある冷蔵庫や洗濯機やどうしても量が多くなってしまう衣服などは、自分で売却しておくと不用品回収の費用が安く済むでしょう。手間と時間がかかってしまう可能性もありますが、不用品回収の依頼料を賄える金額で売却できた場合は費用も安くできるかもしれませんね。不用品回収を少しでも安く済ませるにはこのような事前の売却も大切です。
少しでも安く業者に依頼するための方法
できるだけ料金を安く済ませられる業者に依頼するためには3つのコツがあります。「少しでも安く不用品回収を依頼したいが、どこが良いのか分からない」と疑問を持っている人もいるでしょう。ここからは、少しでも安く業者に依頼するための方法を 3つ紹介していきます
最低3社から見積もりを出してもらう
依頼料を少しでも安く抑えるためには、3社以上の業者に見積もりを出してもらい比較しておくことが大事です。見積もりを出してもらう際にリスポンスが遅すぎる場合や対応があまり良くない場合もあるので、その段階から見極めましょう。依頼料を安くしたい時は、不用品回収の相場と業者の対応を比較するためにも必ず3社以上から見積もりを出してもらうことがポイントです。
追加料金やオプション料金がかからない業者を優先する
当日になって追加料金やオプション料金を請求してくる悪徳業者もいるので、見積書の内容と金額をきちんと確認しておきましょう。サイトの方に不用品回収の費用が掲載されているからといって依頼してしまい、実際に自宅へ回収しに来た時に「運搬費用」「人件費」などの追加請求をされる可能性もあるので、サイトに記載されている情報だけを信用せず、電話や無料相談チャットなどで詳しい料金について聞いておくことも大事です。ここをきちんと調べているかいないかで料金を安く済ますことができるかが決まってきます。
おわりに
いかがでしょうか?不用品回収を安くしたい時に必要となる大きなポイントは「自分でできる範囲で不用品を減らしておく」「複数の不用品回収業者に見積もりを出してもらう」の2つになります。少しでも不用品回収の費用を安く抑えるためには全ての処理を業者に任せてしまうのではなく、自分で工夫してみることも大事なことです。その反対で、ゴミ屋敷や自分だけでは対処ができないといった時は、費用を安く済ませることを考えすぎず早い段階でプロの力を借りるようにしましょう。そこの判断を間違えてしまうと費用が安くなる代わりに、精神的にも身体的にも大きなストレスを担うことになるかもしれません。この記事で紹介した方法を参考に、不用品の処分を安く抑えつつスムーズに進行しましょう。
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